


コモチマンネングサ科マンネングサ属花期5~6月

コモチマンネングサを散歩の途中でみつけたよ。
名前の由来は、葉の付け根(葉腋)のところに
コモチマンネングサの赤ちゃん(ムカゴ)が
できるから、この名前になったんだよ。
原産国は日本と中国で、日本では本州から
沖縄にかけて広く分布しているよ。
コモチマンネングサは多肉植物で、葉や茎に
水分を蓄えているから乾燥に強いんだ。
これにより比較的痩せた土地や道端でも
元気に育つことができるんだよ。

去年の秋頃に、ママさんが山芋のムカゴを使って
ムカゴご飯とムカゴのバター炒めを作っていたわ
パパさんが何杯もお代わりするから
ママさんも嬉しそうやったわ。
ムカゴのバター炒めもコクがあって美味しいと
ジントニックを飲みながらつまんでいたなぁ

山芋のムカゴはホクホクしていて美味しいね。
残念ながら、コモチマンネングサのムカゴは
食用に適さないから食べちゃいけないよ。
ムカゴ(零余子・珠芽)を説明すると、ちいさな
球状の芽の事で、栄養繫殖器官というんだ。
ヤマイモ科の植物に多く見られ、これが地面に
落下して、新しい株に生長するんだよ。
ムカゴは種子と違って、親株の遺伝情報を
そのまま受け継ぐからクローンとして
増えるのが特徴なんだ。

大変だ!デッカード!あそこにいるレプリカントが
レイチェルを連れて行こうとしているよ!

デッカードってリドリースコット監督が手掛けた
サイバーパンクの金字塔「ブレードランナー」?
後のSF映画に多大なる影響を及ぼした名作だね
原作はフィリップ・K ・ディックの小説
「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」だぜ
退廃的な未来都市の中で、日本文化の要素が
随所に見られ、印象的だったのがネオン輝く
ロサンゼルスの街に浮かぶ巨大スクリーンに
舞妓さんの顔が映し出される場面だ。
異文化が混ざり合った未来社会を表現したんだね。
別の場面で、ビル一面のネオン広告で舞妓さんが
笑顔で薬を飲むんだけど、その横に「強力わかもと」
って出ていたのには笑っちゃったよ。
でも、「ブレードランナー」に出てきた
レプリカントは、一般的なクローンとは違って
人間の細胞を元に人工的につくられた
生体アンドロイドだから、ムカゴのクローンとは
関係がないぞ。

「ブレードランナー」ならパパさんも大好きや
エドワード・ジェームス・オルモス演じるガフの
最後のセリフに、何故か涙が止まらなかったわ
「俺は、お前ら人間が信じられない景色を
見て来たんだ、オリオン座の近くで燃える攻撃船や
タンホイザーゲートの近くで暗闇に輝くCビームを
見たんだ、そんなすべての思い出は無くなってしまう
時間と共に…雨の中で泣いた時みたいにな…
さて、死ぬ時間だ…」
ほんと、パパさんと抱き合って泣いたわ
その横で、ママさんは手作りのキュウリの
キューちゃんをポリポリ食べてたわ…
大したもんやで…知らんけど…