スベリヒユ科スベリヒユ属花期7~9月
今回は、公園のベンチからスタートするよ
夏のこの時期、地面を匍匐前進しながら
繁殖していくスベリヒユのお話しだよ
和名の由来は、葉や茎が滑るようにツルツル
して見えるからっていう説があるよ
日当たりが良ければ荒地・土手等
根元から分枝を繰り返し地面を這うように
旺盛な繁殖力で広がって行くよ
ちいさくてかわいい花を咲かせながらね
オニギリ博士~スベリヒユは葉っぱとか茎が
他のお花と比べてプニュプニュしているよ
海外から、いろんな品種が輸入されて人気の
多肉植物と同じで葉や茎に独特のプニプニ感が
あるよね、果実も個性的で楕円形の蓋果(ガイカ)
といって成熟すると果皮が裂けて上部を覆っている
部分が蓋のように取れて黒い種子が散布されるんだ
ひとつの果実から約100個程もこぼれ落ちるから
株全体だと結構な量になるね
小さなお花は黄色いお花
とってもちいさいから、よ~く見ないと
みつけられないよ
そうだね~みんなも探してみてね
根っこ以外は野菜としてサラダにできるし
乾燥させれば野菜が少ない時期の非常食になるよ
ωー脂肪酸・ビタミンC・ミネラルを豊富に含む
健康食品として注目されているんだ
沖縄県や東北地方では古くから野菜として
親しまれているんだって
山形県では「ひょう」と呼ばれてポピュラーな
野菜で、からし和えにして食べるらしいよ
ヨーロッパでは農作物として栄養豊富な
スーパーフード Purslane (パースレイン)
と呼ばれ販売されているよ
因みに、江戸時代にスベリヒユをエンジュ(槐)の
木槌で砕いて干すと水銀が採れるという術が
紹介されているけど、西洋で伝わる錬金術と
同じで成功しないんだよね
ラミパス ラミパス ニャニャニャニャニャ~ゴ
銀でたぁ? 銀でたぁ?
こんなの出ましたけど~!?
みつけた場所 常磐自動車道守谷SA
上り線駐車場周辺