サトイモ科アンスリウム属花期5~10月
今回はブランコに座ってぺんぺんがお伝えするわ
この前、園芸店で見かけたアンスリウムよ
アンスリウムの仲間は西インド諸島や熱帯地域に
約600種もいるの、アンスリウムとはギリシャ語で
花と尾という意味なの、和名は大紅団扇
どちらもアンスリウムの特徴的な部分を
表しているのね
ハート型の赤やピンクのこの部位は仏炎苞
(ブツエンホウ)といい、これはお花じゃないの
本当のお花は細い尾の様な突起部分=肉穂花序
(ニクスイカジョ)に多くの小さなお花が
集まって咲いているの
えぇっ!あれはお花じゃないんだ~
ちっちゃいお花は、よ~く見ないと見えないや!
個性的なお花もそうだけど
お花が咲いている期間も長いから
生け花の花材としても人気があるのよ
ハワイ諸島では、バレンタインの日に送る
お花なんだって、なんだかステキね
バレバレタンタンの日に
欲しいな欲しいな~ポテトも欲しいな~
はいはい、来年のバレンタインには
みんなに送ってあげたいけど、日本の場合
2月には咲いていないのよね…
実は、このお花は全草有毒なのよ
不溶性のシュウ酸カルシウムを含んでいて
仲間のデュフェンバキアと同じで誤食すると
口の中や唇に水疱ができて喉の腫れと
焼けるような痛みを感じるの
重度になると一過性の言語障害に陥って
数日間はしゃべれないかも…
汁液が肌に付着すると皮膚炎、眼に入ると
結膜炎の症状がでることもあるわ
なんだか少し怖いお話になっちゃったけれど
扱い方さえしっかりすれば長く楽しめる
ステキなお花よ
かじったりはしませ~ん
お花を触った後は必ずお手てを洗いま~す
小さいお友達も約束だよ~