ハボタン(葉牡丹)

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一気に寒くなって来たね
今回も、教室からお届けするよ
正月には欠かせないハボタンについてのお話
名前の由来は、「牡丹」の花の様な葉だからだね
キャベツの仲間で、日本に来た時は食用として
やって来たんだけれど品種改良が重ねられ
現在の様に観賞用になったよ
葉の形状から丸葉系・ちりめん系・珊瑚系の
3グループに分けることができるよ

は~いオニギリ博士~きれいな色やシックな色の
ハボタンが園芸店に並んでいました
でも、ハボタンのお花は見た事がないけど…

そうだね、ハボタンは主に葉を観賞するからね
4~5月頃に花が咲く前、花茎が伸びると
切ってしまう事が多いんだ
園芸植物として一年草の扱いなんだけれど
多年草として育てれば、枝が伸びて木質化した
枝先にハボタンがつく「踊り葉牡丹」を
育てることができるよ、少し難しいけど
その姿はユニークで楽しいんだ

ハボタンが正月に飾られるのは「牡丹」が
縁起の良い花とされ、葉の姿がよく似ていて
「牡丹」より安価で育てやすい事から普及し
定着したと考えられるんだ
ハボタンの重なった葉を「良い事が重なる」に
通じると捉えて門松や千両等と一緒に飾ると
正月から縁起が良いってもんだね
ここで「牡丹」の話をちょっとだけすると
「牡丹」は百花の王と言われる花で
「牡丹」の丹は「不老不死の薬」という
意味があって不老長寿の象徴なんだって

インディー!!もう戦わなくっていいんだよ!
不老不死は聖杯じゃなくって「牡丹」だったんだ!
インディー!!大学へ帰っておいでよ~

あぁ…インディアナ・ジョーンズ博士は
関係ないし…聖杯騎士をみてごらん
不老不死って辛そう…ねぇインディー…


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