シュウメイギク(秋明菊)

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キンポウゲ科イチリンソウ属花期9~11月

今日は、教室からシュウメイギクのお話しだ
まだ暑さが残る頃から咲きだして、秋が深まる時期
まで楽しませてくれるお花だね
名前の由来は、「秋に咲く明るい菊の花」から
秋明菊と名付けられたんだ。
原産国は中国、日本へは大昔に渡来して野原や
里山に自生、京都の貴船(京都府京都市左京区の地名
京都の奥座敷)周辺に野生化した八重咲が
繁殖していてキブネギクと呼ばれているよ。
現在、園芸店では交配等により幾つかの品種が
あるけど、総称としてシュウメイギクと呼んでいるね

大好きな夏が終わって、ちょっぴり寂しい気持ちに
なっちゃうけれど、こんなにかわいいお花を
みつけると、秋の季節も楽しみになっちゃうね

秋には、いろんな花も咲くし
いろんな実も生るから、いっぱい紹介するよ
きっと大好きな季節になっちゃうかもね
あっと、英名を忘れていたよ
Japanese anemone 上手に表現するよね~

美しくかわいらしい花を咲かせるシュウメイギク
じつは花弁が無いんだ、一般的に花弁と
考えられる部位は、花弁状の萼片なんだよ
シュウメイギクは地下茎を伸ばして増えていく
宿根草で、花が枯れると綿毛に包まれた
種子ができるよ
昔から生け花の花材として使っていたり
茶花として好んで使われたりと日本人には
馴染み深い花だけど、全草毒の有毒植物なんだ
特に葉や茎に含まれる配糖体が
有毒のプロトアネモニンを生成して、肌に触れると
みずぶくれ、皮膚炎を引き起こすから
注意が必要だよ。
園芸品種の中では人気品種なんだけれど
園芸作業でシュウメイギクを扱った後には
必ず手を洗おうね、ちいさなお友達も見て楽しむ
だけにした方が良いかもね
今日はこれでお仕舞いだよ

♪ せんせいさようなら みなさんさようなら ♪


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