ナス科 クコ属 花期7~11月
今日は、このメンバーでお話しするわ
先ずは私ペンペンからスタート
今日のお題のクコなんだけれど、和名の由来は
中国からで枸橘(カラタチ)のような棘があり
杞柳(コリヤナギ)みたいに枝を伸ばすので
枸杞と名付けられたと中国の古書にあるからよ
英語名は Matrimony vine Chinese wolfberry
goji berry 等と呼ばれているわ
クコは非常に丈夫で病害虫にも強くって
葉の付け根に1~2㎝程の棘が互生するから
防犯の目的で生垣にできるの
じゃあじゃあ泥棒さんが入って来ても
グサッグサッでブチッブチッだね~
やっつけちゃえ!
ねぇ~悪い奴はやっつけちゃうぞ
クコの実はデザートや御菓子の材料として利用
真っ先に思い浮かぶのは杏仁豆腐の上にのっているわ
中華粥や薬膳料理にもよく使われて火鍋や
サムゲタンが有名よね
楊貴妃が美容のために食したとされ美肌効果や
アンチエイジング効果が期待できるんだって
女の子はウキウキよね
ここからは、ボクが担当するよ
クコの実はナス科特有の生臭さがあるから
生で食べるのはお勧めできないね
クコの実は、眩暈、かすみ目等を改善する効果や
虚弱、無気力感、頭痛にも効果があるよ
クコの葉は、動脈硬化、高血圧の予防薬として
クコの根は、滋養強壮、糖尿病、高血圧を改善する
効果が期待できるスーパーフードなんだ
昔から民間療法としてクコの実を焼酎漬にした
果実酒を服用すると疲労回復効果が期待できるから
一部地域では愛飲されてきたようだね
「食べる目薬」として商業販売されてるよ
但し、クコの実は下痢をしやすい人
根や葉は、冷え性の人は服用を避けようね
世界の生産量の大半を占める中国産のクコだけど
2024年の報道で、中国産のクコの実を生産している
農家が、クコの実の保存期間を伸ばす目的で
禁止薬物であるメタ重亜硫酸ナトリウムに
クコの実を浸す映像や、クコの実の見た目を
良くするために工業用硫黄を吹き付ける行為が
日常的に行われている事実を報道して
大規模食品スキャンダルに発展しているんだ
これ以前にも、廃油を食用油にとか…
食品スキャンダルが絶えないなんて有り得ないよ
クコは本来スーパーフードなんだから
その恩恵を正しく受けたいものだね
健康になりたくって食べるのに…
キレイになりたくって選ぶのに…
安心して食べられる世界が良いわ
みつけた場所 守谷市高野利根川河川敷周辺