オシロイバナ科オシロイバナ属花期6~10月
今日はオシロイバナのお話しだから
女の子のペンペンが説明するわ
昔々の江戸時代に日本にやって来たオシロイバナは
観賞用に栽培されていたんだけれど
現在では、各地で野生化して夏のこの時期に
群れて咲いている姿をよく見かけるわ
みんなが花だと思っている、あのかわいい部位は
花弁ではなく五裂した萼なの
咲くのは夕方の4時から翌朝にかけて
だからオシロイバナの花粉媒介者(ポリネーター)は
主にスズメガが担っているの
英名は four O’clock その通りのネーミングね
four O’clock って4時だね
なんだか昭和63年の流行語大賞
で大衆賞をとった
「5時から男」みたいやん
たしか栄養ドリンクのCM
やったかなぁ~
なんだかマニアックなツッコミ入れられても…
もう少し簡単なノリでお願いするわ
オシロイバナの和名はユウゲショウ(夕化粧)
これはアカバナ科マツヨイグサ属の多年草の
お花と混同してしまうから一般的には
オシロイバナよ
オシロイバナは全草毒で、特に種子や根に
トリゴネリンという成分が含まれていて誤食すると
嘔吐・下痢・腹痛を起こす危険性があるの
昔から女の子はオシロイバナの種子を潰して
中から出る白い胚乳を顔に塗ったりする
お化粧遊びがあるけど、絶対にお口には
入れない様に注意しなくっちゃダメよ
この事は、人間だけじゃなくペットも同じで
散歩の時は気を付けてね
アルカロイド系トリゴネリンと
健康被害の因果関係は
明らかになってはいないけど
注意が必要だよ
みんなも気を付けてね!
ペンペンお疲れさまでした
みつけた場所 守谷市市内