ヒャクニチソウ | 次々と語り掛ける百日草日記

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🐾 笑顔が百日続けばいいな 🪴

秋空の下、花弁を精一杯開くヒャクニチソウ
日照時間が短くなると一斉に開花するヒャクニチソウ
秋風に揺れるヒャクニチソウ

キク科ヒャクニチソウ属花期6~11月

秋の公園で、草花教室を開くオニギリ博士とぺんぺん、パツオ

今朝の散歩でみつけたのは、ヒャクニチソウだよ
名前の由来は、よく百日間咲き続けるからと
言うけど、実際には百日間咲き続ける事はなく
花壇などに植えると、次から次へと咲くので
その様子からヒャクニチソウという名がついたよ
園芸界では「ジニア(Zinnia)」という名で流通
ジニア・エレガンスが主流で、花壇や鉢植え
切り花用としても人気があるよ。
因みに、ジニアの名は、ドイツの植物学者
Johann Gottfried Zinn に由来しているよ。

草花教室でオニギリ博士にお話しするパツオ

赤い大きなお花が、たくさん咲くから
パツオも大好きなお花だよ。
百日ってどれくらいかなぁ…
笑顔が百日続けばいいな。

草花教室で、ヒャクニチソウの事をみんなに説明するオニギリ博士

パツオ君は、いつもニコニコしているもんね(笑)
原産国はメキシコ、日本へは1862年江戸時代末期に
渡来して、仏壇花としても親しまれたんだ。

草花教室で、ヒャクニチソウの不思議な花の形を説明するオニギリ博士

ヒャクニチソウの花はキク科特有の「頭上花序」で
構成されていて、周囲と中心部で花の構造が違うよ
外側にある舌状花は、花弁の様に見える部分で
雌しべのみを持つ雌花なんだ、Y字型の柱頭が
開いて、花粉を受け取る役目があるよ。
中心部にある筒状花は、雄しべと雌しべの両方を
持つ両性花で、雄しべの筒の中に花粉があり
雌しべがそれを押し上げる様にして柱頭が出てくる
この様に、ヒャクニチソウは多数の小花が集まって
一つの花に見える構造になっているんだよ。
舌状花と筒状花が異なるタイミングで開花して
長期間にわたって咲き続けるのが特徴さ。
それはまるで次々と語り掛けるように咲き誇るから
百日草日記に綴りたくなっちゃうね。


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