


アカバナ科ヤマモモソウ属花期5~11月

今朝の散歩でみつけたのは、ハクチョウソウだよ
名前の由来は、白い蝶が舞っているかの様な花が
次々と咲く姿から、この名がついたんだ。
初夏から晩秋にかけて長期間にわたって開花するよ
花の色は、基本色が白色でピンクや赤、複色の
品種もあるんだ。

チョウチョさん大好きだよ
ほんとうに、遠くから見たらチョウチョさんが
いっぱい遊んでいるように見えたよ。

複色の花もステキな蝶々にみえるよ
ハクチョウソウには、別名もあって
園芸名が「ガウラ」、ピンク系の花弁の品種は
山桃に似ているから「山桃草」、花が舞うように
咲く姿から「舞姫」、英語では蝶々じゃなくって
蜂になるから「Bee Blossom」だよ。
ハクチョウソウは、耐暑性・耐寒性ともに強く
日本全国で育てることができるんだ。

蝶と言えばやっぱし映画「パピヨン」やわ
1973年12月公開スティーブ・マックイーンと
ダスティン・ホフマンが共演した
アンリ・シャリエールの自伝「パピヨン」の映画化
マックイーンは胸の蝶々のタトゥーからパピヨンと
呼ばれ、冤罪で流刑地デビルス島(フランス領
ギニアに実在)に流刑、本土に近いが潮流が
激しくサメだらけの海域なんや。泳いで脱出なんて
考えた日にゃあ、ガンガン流されフカの餌や。
そやけどな、パピヨンの自由を求める強い意志から
潮流の観察を重ねて潮の”僅かな隙”をみつけるんや
ヤシの実を集めてフロートをつくり
目も眩む断崖絶壁から投げ込んで、自分自身も飛び
フロートと共に潮に乗って沖へと流されるんや…
因みに、このシーンの撮影はマルタ島でやってんて
あの崖から飛び込むシーンはスタントちゃうで
マックイーン自身が飛んだんや、根性あるわ
アンリ・シャリエールは脱出後、南米を転々とし
最終的にベネズエラで市民権を得たんやって
晩年はフランスに戻って過ごしたらしいわ。
映画の公開が1973年12月ゆうたやろ
アンリ・シャリエールが亡くなったのが
1973年7月29日やから、正式な公開前に
亡くなっていたんやな…でもな、撮影中の
マックイーンと会ったという記録があるから
いろんな話をしたんやろなぁ…
ダスティン・ホフマン演じる偽札職人ルイ・ドガ
との友情は、原作ではあんまり触れてないけど
映画の中では、希望を失わない者と
すべてを受け入れ抗うことなく孤独に生きる
道を選んだ者との関係性として脚色されて
心を打つ名場面となっているわ。
ほんまに、パパさんと二人でタオルを噛み締め
ながら、ず~っと正座して観たわ。