スノーフレーク(鈴蘭水仙)

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ヒガンバナ科スノーフレーク属花期3~5月

幹線道路沿いの花壇にスノーフレークが咲いていたね
スノーフレークは、春の訪れを知らせる定番の
球根植物だ、原産地はヨーロッパ中南部
和名はオオマツユキソウ(大待雪草)だよ。
特徴的なベルの形の花が垂れ下がって咲く姿は
スズランに似ているけど、スノーフレークの花には
先端に緑色の斑点模様があるから区別できるよ。
儚い印象とは裏腹に耐寒性・耐暑性が強く
半日日陰になる場所でも元気に育つから
ガーデニング初心者にもお勧めだよ。

パツオは最初に見た時、ニラかと思ったよ
ニラと言えば昭和のギャグ漫画の金字塔
「天才バカボン」のパパが中国料理の
ニラレバ炒め(韮菜炒猪肝)が大好きで
「レバニラ炒め、レバニラ炒め」と連呼する
シーンの影響で、正式名称はニラレバ炒めなのに
レバニラ炒めと呼ぶのが日本中に広まったという
それこそギャグみたいな話だけどマジっす

いやいや、今回はスノーフレークの話だから
赤塚不二夫先生のギャグ漫画の世界じゃなくって
宮崎駿監督のスタジオジブリ的な世界観か
ネズミーランドじゃなかったディズニーランド的な
ファンタジックな世界観で話を進めようと
考えていたんだけどなぁ…

気を取り直して、虫媒花として進化した
スノーフレークは、そのベル形の花は
ポリネーター(送粉者)にとって花の内部に
侵入しやすい形状で、受粉を促す構造なんだ。
花弁の先端にある緑色の斑点模様は
ポリネーターにとって花の位置をみつけやすくする
役割があるんじゃないかと考えられているよ。

いやいや、フレークといえばコーンフレークやな
ジョン・ハーヴェイ・ケロッグ博士が
患者向けの菜食主義の食事を研究している過程で
偶然に出来たのが、みんな大好きコーンフレーク
その後、弟のウィル・キース・ケロッグが
事業化してケロッグ社が設立されたんやって。
世界中で朝食の定番になっているわ。
パパさんは、ケロッグコーンフロスティに
豆乳ぶっかけて追い砂糖して食べてはるわ
めっちゃ甘党やで、ストレス溜まるんやろな…

コーンフレークじゃなくってスノーフレーク!
パツオもポテトも話が脱線しすぎ!話し戻すぞ
スノーフレークは全草有毒で、特に葉や球根に
「リコリン」や「タゼチン」等のアルカロイドが
含まれているから、誤食すると嘔吐・頭痛・眩暈
下痢などの中毒症状を引き起こす可能性があるよ
2014年愛知県でスノーフレークの葉をニラと
間違えて食べた家族が中毒症状を起こした事例が
報告されているよ。
スノーフレークの化合物「ガランタミン」は
アルツハイマー型認知症に対する認知機能の改善に
寄与する事が研究で示され期待されているよ。
さてと、今回の話は脱線ばかりだったけど
ポテトもパツオも楽しそうだったから
まぁ良いか、天気も良いしお散歩♬お散歩♬


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