


マメ科アカシア属花期3~4月

午前中の散歩で寄った園芸店にミモザが咲いていたよ
ミモザとは本来オジギソウの学名なんだけれど
日本では、アカシア類を呼ぶ名前として
使われていて、これは流通段階での誤用が
一般的になったと考えられるよ
マメ科アカシア属の仲間にギンヨウアカシアや
フサアカシアがあるけど、これらの総称として
「ミモザ」と呼んでいるね
ギンヨウアカシアは、名前の通り葉の裏が銀色で
葉の長さが短くて、樹高は低くコンパクト
日本で流通しているミモザの大半がこれだね
フサアカシアは、葉の色が緑色で長いんだ
樹高が10m~15mと定期的に剪定をしなくちゃ
大きくなってしまうから管理が必要だね
ヨーロッパでミモザと言えばこのフサアカシアさ

クンクンしたら微妙に甘い香りがしたよ
黄色いお花が、すっごくかわいいね

ミモザの蜂蜜は、甘く優しい香りが特徴で
口当たりがまろやか、後味が上品だから
人気があるんだよ
ホットケーキにかけたら最高さ

イタリアでは、3月8日の国際女性デーを
「女性の日」Festa Della Donna と定めて
女性の権利や社会貢献を称える日にしているんだ
この日は「ミモザの日」とも呼ばれていて
男性が女性に感謝の気持ちを込めて黄色いミモザの
花を贈る習慣があるんだよ、イタリアって感じだね
街中では、ミモザの花束が売られ、レストランでは
「トルタ・ミモザ」というミモザの花をデザインした
ケーキが提供され、買い物をしていると
ミモザの花をプレゼントされたりするんだって
なんだかイタリアって楽しそうだね
フランスでは、ミモザは「太陽・幸福・希望」を
象徴するんだ
オーストラリアでは、ミモザは国花であり
「団結」と「友情」を象徴するよ
日本では、生け花やドライフラワーの花材として
利用され、スワッグやリースの材料として
人気があるよ

先週末なんて、パパさんがミモザというカクテルを
つくってママさんと楽しんでたわ
よく冷えたグラスにオレンジジュース30㎖を注ぎ
シャンパン60㎖で満たして軽くステア
グラスの縁にオレンジスライスを飾って
クラッカーにレーズンバターを添えたカナッペを
洒落たお皿に盛りつけて、二人で映画鑑賞を
していたわ、映画の題名は忘れたけど
タランティーノ監督作品やったかな~
一緒に観たけど、あの二人は映画のチョイスに
センスがあるんやわ~