ツクシミカエリソウ | 君は二度見するほど美しい

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🐾 ダメと言われりゃ、振り返っちゃう!? 🪴

秋の林床に群生するツクシミカエリソウ
秋風に揺られて咲くツクシミカエリソウ
長い雄しべを伸ばして、昆虫達の訪れを待つツクシミカエリソウ

シソ科テンニンソウ属花期9~10月

秋空の下、ツクシミカエリソウの話を聞く編み猫たち

今朝の散歩でみつけたのはツクシミカエリソウだよ
名前の由来は、あまりに美しい花に思わず
振り返ってしまうことから、この名がついたよ
ミカエリソウの変種で、九州の筑紫地方で
よく見られるから、ツクシミカエリソウなんだ。
日本の固有種で、紀伊半島や中国地方、四国
九州の山地等、自然分布は限られ、地域によっては
希少性が高い植物なんだ。

長く伸びたツクシミカエリソウの雄しべを不思議がるパツオ君

ちいさな蕾が、たくさん集まって
お花から糸みたいなのが、いっぱい出てるよ。

ツクシミカエリソウの雌雄異熟による遺伝的多様性の確保について勉強する編み猫たち

あれは、糸じゃなくって雄しべが伸びているんだ
ツクシミカエリソウの花は、雄しべと雌しべを
同じ花の中に持つ両性花なんだ。
雄しべが長く伸びているから、昆虫達が蜜を
吸いにやってくると花粉が体に付着しやすいんだね
ツクシミカエリソウはシソ科だから
雄しべが花粉を放出するタイミングと雌しべの
柱頭(雌しべの先端)が花粉を受け入れる
タイミングがずれる様になっていて(雌雄異熟)
自家受粉を避ける仕組みになっているんだよ。
これにより遺伝的多様性を確保するんだね。

ソドムとゴモラの物語を熱く語るポテト君

振り返るなんて聞いたら旧約聖書に出てくる
ソドムとゴモラの物語を思い出すわ
死海周辺の肥沃な平野にあったとされる都市やけど
住民は悪徳や堕落に満ち暴力や不正、性的な乱れが
横行していたんや、そんな都市ソドムとゴモラを
神は滅ぼす決意をするねんけど預言者アブラハムは
甥ロトが住んでたし「正しい者が住んどったら
助けたってや」とお願いするんやわ、そうなったら
神も「しゃあないな…」って天使をソドムに送り
ロトの家族に脱出せえよと促したんやわ。
そん時な「脱出する時に絶対振り向いたら
アカンで」って命じたんや。
神は硫黄と火の雨を降らせてソドムとゴモラを
完全に滅ぼしよったんやけど、ロトの家族が
脱出している時にロトの嫁はんは
滅びゆく都市を未練たらしく振り返りよった…
その瞬間、ロトの嫁はんは塩の柱になってもうた
なんぞええ事が、あの町であったんやろか…
この出来事は「罪と罰」「神の正義」の象徴として
旧約聖書だけじゃなく新約聖書やイスラム教の
クルアーンにも語り継がれているんやって。
この前、1962年公開の映画「ソドムとゴモラ」を
パパさんと観た時に、パパさんがギムレットを
飲みながら話してくれたんや、やるな言われたら
やりたくなるんやな~これが(笑)


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