ワレモコウ | 風の余白に、紅をひとひら

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🐾 ウルトラセブン?源氏物語ですって 🪴

秋の枯野に揺れるワレモコウ
残り少ない緑に映えるワレモコウ
我も紅いと主張するワレモコウ

バラ科ワレモコウ属花期6~10月

今朝の散歩でみつけたワレモコウの説明をするオニギリ博士

今朝の散歩でみつけたのは、ワレモコウだよ
名前の由来は「吾亦紅」と言う名に
「吾もまた紅なり」という詩的な響きが込められ
他の華やかな花々に対して「私も紅色の花だ」と
静かに主張しているような寓話的な説や
香りがインド原産の「木香(モッコウ)」に
似ているという説があるけど、実際には
香りは、ほとんどないんだ。

オニギリ博士の説明を聞いて、何故か自分の事を言うパツオ君

ボクは、前髪がパッツンだからパツオだよ
においは、この前つくし君が
「パツオ君は、チュールのにおいがするね」って
言ってたよ。

パツオ君のボケにたじろぐオニギリ博士

いやいや…話を戻すぞ、ワレモコウは七草に準ずる
存在感があって、日本の秋の情緒を象徴する
草花のひとつとして古くから親しまれてきたんだ
その渋い紅色は、秋の野に静かに揺れながら
季節の移ろいを語りかけてくるみたい
決して華やかさを競うこともなく
静かに佇み、風に揺られるその姿は
まるで何かを問いかけているようで…

ワレモコウの特徴をポテト君とパツオ君に説明しているオニギリ博士

ワレモコウは、薬草としての一面もあり
根を乾燥させ止血薬や下痢止め、口内炎の薬として
使われてきたんだ。
学名の「Sanguisorba officinalis」はね
「Sanguisorba」が「血を吸う」
「Officinalis」が「薬用の」というラテン語なんだ
ワレモコウは、山菜としても利用され
春に芽吹く前の新芽の部位を天ぷらや和え物にして
味わうんだけど、特別な下処理をしなくても
クセが少ない素朴な味わいなんだって。

ワレモコウの説明を聞いて、何故かウルトラセブンの話を始めるポテト君

でもな、ワレモコウってよ~く見ると
このツブツブした穂先と暗紅色の質感が
どこかウルトラセブンに出てきそうな
地球外知的生命体の頭ってな感じがせえへんか?
「地球の秋を偵察に来た、紅色の侵略者」てな
題名で、一話始まりそうやん(笑)
ほんとは、源氏物語に登場したんやけどな(笑)


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