アレチヌスビトハギ | 儚さとタフさを兼ね備えて

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🐾 忍法、ひっつき虫の術~とりゃ!! 🪴

秋空の下、赤紫色の花弁を自慢するアレチヌスビトハギ
まるで蝶々さんみたいな花弁を広げるアレチヌスビトハギ
秋風に揺れるアレチヌスビトハギ

マメ科シバハギ属花期9~10月

秋空の下、散歩でみつけたアレチヌスビトハギの話をする編み猫たち

今朝の散歩でみつけたのはアレチヌスビトハギだよ
名前の由来は「荒れ地に潜む盗人萩」って意味で
気付かない内に種をばらまく様子からついたんだよ
原産地は北アメリカ、日本では1940年に大阪府で
確認されたのが最初で、それからじわじわ広がり
今では関東以西に広く帰化しているんだ。

アレチヌスビトハギのかわいいお花の話をオニギリ博士やポテト君にするパツオ君

パツオもみつけたよ、赤紫色のかわいいお花が
蝶々さんみたいに咲いていたよ。

秋空の下、野原でワイワイ談笑するオニギリ博士とつくし君、パツオ君、ポテト君

アレチヌスビトハギの花は一日花で、朝に咲いて
夕方には萎んでしまう儚い花なんだ。
そんな短い時間の中で、淡い赤紫色から青色に
花弁の色が変化するよ、なんだか精一杯アピール
しているようで、ちょっぴり切ないなぁ…。

秋空の下、みんなにアレチヌスビトハギの戦略を説明するオニギリ博士

アレチヌスビトハギの実は、服や動物の毛に
ひっつき虫みたいにくっついて旅をするんだ
いつの間にか、広範囲で見られるようになるのは
気付かない内に運んじゃってるからなんだね
そして、地下茎でも増えるから、地上の茎を
刈っても、地下に残った根っこから
芽がどんどん伸びてきちゃう、だから一度増えたら
駆除するのが大変なんだって。
かぎ状の毛がびっしり生えた実は、毒性の報告は
無いけど、食べられるという記録もないから
食べちゃダメだぞ。

オニギリ博士にアレチヌスビトハギの知識を披露するぺんぺんちゃん

こんな特徴的な名前を命名したのは
岡山県の植物研究家・吉野善介さんなの
徹底した観察力と自然への深い愛情を感じるのは
素晴らしい研究家だからこそよね。
ぺんぺんも、忍法ひっつき虫の術で
たまには温泉旅行でも行きたいな(笑)


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