


シソ科サルビア属花期5~10月

今朝は、ペンペンがみつけたブルーサルビアを
紹介するね。
和名は化粧サルビア、この名前の由来は
萼に白い粉をふいたような見た目からついたの
原産地は北アメリカ(テキサス州やメキシコ北東部)
昭和初期に公園等の整備が進み、花壇用の
草花がたくさん必要になったから、アメリカや
ヨーロッパからの植物輸入が盛んになったの
その流れでブルーサルビアも導入されたみたいよ。

でも、青いお花って珍しいよね
ぼく好きだよ、青いお花

ブルーサルビアは「青い花」って取り扱うけど
実際は、青紫色として分類されているのよ。
実の処、青色はかなりレアな存在で、自然界では
青い花をつくろうとすると、高度な科学的条件が
必要なんだって。
ザックリ言うと、青色色素「デルフィニジン」を
合成できる遺伝子があって花弁のpHをアルカリ性に
保ち、金属イオンと色素が複雑に結合する…
なんて事が起きなきゃ青じゃなくって
紫や赤色になってしまうんだって、う~んパスね
見た感じが、ラベンダーと比べると青っぽくて
視覚効果として青系のお花になるんだって

サルビアの仲間は世界中で約1000種以上なの
これは、シソ科の中でも最大級なのよ。
特に、南アメリカには約500種以上の仲間が
いるんじゃないかと考えられているの
ブルーサルビアは一般的には毒性が無いとされ
セージの仲間だけど強い香りや精油成分は少なく
刺激性も低いから安心ね、勿論ペットも安心よ
だけど、似ている品種でヤクヨウサルビアがあって
ハーブとして利用されているんだけど、精油成分が
強いから、妊婦さんは注意が必要なのよ。

ブルーって聞こえりゃ映画「ブルーベルベット」の
話しをしなくっちゃアカンな。
1986年に公開されたカルト映画ファンから絶大な
支持を受けている作品なんや。
のどかな田舎町ランバートン、表向きは平和やけど
裏には、暴力と倒錯が渦巻く町やった!知らんけど
女優イザベラ・ロッセリーニが美しかったんや
それもそのはず、母親はイングリット・バーグマン
おまけに、配偶者がマーティン・スコセッシ
(後に離婚)凄いお方なんですわ。
映画の中で流れるボビー・ヴィントンの曲も
きっと何処かで聞いたことがあると思うで
デニス・ホッパーの鬼気迫る演技も見ものやわ
ただ、賛否両論渦巻くカルト映画やから
観る時は自己責任で観て頂戴ね~
因みに、手塚治虫先生は「この映画大っ嫌い!」と
言っていたのは有名な話しなんやわ。