コブシ(辛夷)

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モクレン科モクレン属花期3~4月

幹線道路の道沿いに、コブシの花が咲いていたよ
コブシの名前の由来は、つぼみの開花する時の形が
握り拳を開く時の形に似ているからとする説や
コブシの果実が握り拳みたいだからとする説など
諸説あるんだ
コブシは、日当たりが良く湿潤な土壌が好みで
庭園や街路樹として親しまれているよ
家具や道具に適した品質だから木材としての
需要も高いんだ
コブシには、各地に伝承が残っていて
「辛夷の花の盛りが苗代の盛り」と言われていて
辛夷の花が咲く頃が田仕事(田植え、稲代作り)を
始めるのに最適な時期といった意味になるんだ
「辛夷がたくさん咲いたので今年は米が豊作」と
伝わる地域もあるんだって

エイドリア~ン!エイドリア~ン!
ロッキー!ロッキー!
「アイラブユー エイドリアン!」
「アイラブユー ロッキー!」

恋人エイドリアンにとって、世界タイトルマッチの
勝敗はもう関係なく、試合でボロボロになった
ロッキーの元へ…、その姿をみつけたロッキーは
「アイラブユー エイドリアン!」と言い
溢れんばかりの愛を湛えた瞳のエイドリアンは
「アイラブユー ロッキー!!」と返す
そして二人は、しっかりと抱き合う…
自堕落な生活をしていたロッキーは、世界タイトル
マッチで死闘を繰り広げるまでに上り詰める
自分の力で人生はどうにでもなる、自ら行動を
起こす事が大切なんだと、この映画は教えてくれる…
って拳じゃなくってコブシですけど!

科学的根拠は無いみたいだけれど、一般的に
言われているのは、コブシのつぼみは温度差に
敏感なため南側の部分が先に膨らむ傾向があり
これにより、つぼみの先端が反対側の北側へ
反り返り、結果としてつぼみの先端は
常に北向きになる、このような植物を
「コンパス・プラント」方向指標植物というんだ
そのつぼみも、早春のまだまだ食料となる実が
少ない時期はヒヨドリが食べに来るんだよ
コブシの樹皮にはアルカロイドの一種
マグノリアクラーレが含まれていて
南米インディオが狩猟に使う矢毒と似た作用が
あるんだ、一方で薬効効果も含まれているから
適切な処理と用量で中枢神経抑制作用や
筋肉弛緩作用により健胃薬・整腸薬として
役立っているんだって

肘を左脇から離さない心構えで
やや内角に、えぐり込むようにして
打つべし!打つべし!打つべし!

いや…だから…それは昭和のボクシング漫画
「あしたのジョー」で矢吹丈が言った
セリフだよね…
今回のお題は拳じゃなくって コ・ブ・シ なのっ!


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