ヒメジョオン(姫女菀)

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キク科ムカシヨモギ属花期6~10月

上から見ると白と黄色の小さな花を咲かせる
ヒメジョオンが、ほんとにかわいいよ
6月~10月にかけて場所を選ばず咲いているね
名前のヒメジョオン(姫女菀)とは(姫)が
ちいさい事を表し、(女菀)が中国産の野草を
意味しているんだよ。
名の由来としては、よく似た名前だけど全くの
別の種類であるヒメシオン(姫紫菀)と区別する
ためにヒメジョオンとなったとする説があるよ

ちっちゃくてかわいい~
ヒマワリみたい~パツオ好きです~

そうだね、ヒマワリに似ているね
一般的に花だと思われている部位は、多数の
ちいさな花の集合体(頭上花序)で中央の
黄色い部位が筒状花、周りの白い花弁状の部位が
舌状花だよ。
ヒメジョオンは清らかな自然の環境で生長すると
花弁に薄く紫色が差すんだよ

ヒメジョオンは北アメリカ原産で1865年頃に渡来
当初は観賞用で「柳葉姫菊」と呼ばれ
明治初期には野草化して鉄道沿線沿いに生える事が
多く「鉄道草」と呼ばれるようになったよ
ヒメジョオンとハルジオンは混同されやすいけど
ヒメジョオンは背が高く、花はちいさく数が多い
ハルジオンは背が低く、花は大きく数が少ない
という違いがあるよ

よ~く観れば違いが分かるね~

それでね、見た目からは想像しづらいけど
ヒメジョオン・ハルジオン共に要注意外来生物に
指定され、日本の侵略的外来生物ワースト100にも
選定されているんだ。
繁殖力が半端なく強烈で、一個体約47000以上の
種子を生産して、その種子は発芽の時を35年間
待つことが出来るんだって、エイリアンかぁ!
おまけに土壌適応性に優れていて、どんな環境でも
任せなさ~いと来たもんだ♪
更に、特定の除草剤に対して耐性を持つ
除草剤耐性型が確認されているよ
もう一度言う、エイリアンかぁ!!

みつけた場所 守谷市本町周辺


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