免罪符ってなあに?
🐾 なんだか最近、街中を散歩していると
みんながソワソワ落ち着かないみたいなんだ。
こんな時は、町内会長さんのお宅のブロック塀で
得意の箱座りをキメながら、集まってくる人の
会話を聞けば大体の事情が解るんだよね。
そしたら「衆議院選挙」が近いんだって解ったよ
町内会長さんのお宅には、大学の先生やら
町の歯医者さん、学校の先生、不動産屋さん
和菓子屋さん、それに都内に通うサラリーマン
いろんな職業の人が、ああでもないこうでもないと
会長さんと話をしていたから、それを聞いていた
ボクも、少しぐらい今回の選挙が解ったような
気がするんだ。だから今回は2月にある
「衆議院議員総選挙」に関してお話しするよ。
それでね、町内会長さんも繰り返し言っていたけど
これから話すことは、あくまで一般論で
特定の政治家や政党に対する批判じゃないからね
それと町内会長さんが言っていた”免罪符”って言葉
ボクには、ちょっと難しかったけど、どうやら
”選挙で勝つと、何でも進めやすくなる”って意味
らしいんだね、なんとなく解ったような…。
🗳️今回の選挙は、政治学では”戦略的解散”という
よく知られている戦略なんだ、支持率が高い時に
解散する今回の手法は、日本だけじゃなくって
イギリス・カナダ・オーストラリアでも頻繁に
起きている事なんだって。
理由はシンプルで
〇支持率が高い→選挙に勝ちやすい
〇野党が準備不足→与党が有利
#めっちゃ急やってポテトがひっくり返ってた(笑)
〇選挙に勝てば→政権の正当性が強化される
ぶっちゃけ「勝てる時に選挙しようぜ」という
非常に一般的な行動なんだよね。
「有利な時に仕掛けたんじゃない?」という
みんなの感覚は、政治学的にも自然な発想だよ。
🎙️解散から投票日まで”16日間”という異例の短さ
そんな戦後最短レベルの超短期スケジュールが
もたらす与党にとってのメリットは…
〇野党が候補者の調整や準備をする時間がない
〇新しい争点が浸透しにくい
〇与党は既に組織が整っているから有利
こんなに有利な条件が揃う事になるんだね。
💪選挙に勝利すると、政権は必ずこう言うんだって
「国民から信任を得た」
「だから、この政策を進める」
これは勝利したどの政権でも使う”政治的ロジック”
勝てば”政策を進めるための強力な根拠”だよね。
こうして得た勝利は、党内の反対派を弱体化させ
リーダーの求心力を高める作用があって
〇「勝てるリーダー」として権威が高まる
〇党内で異論が出にくくなる
〇政策が進めやすい
世界中の議院内閣制で起きる現象なんだって。
🚥このまま与党が議席を多く持っちゃうと
〇法案がほぼ通っちゃう
〇予算もほぼ通っちゃう
〇行政の判断が議会で止まりにくい
〇追及が弱くなっちゃう
つまり「行政が暴走しないように見張る役割」が
弱くなっちゃうんだって、町内会長が力説してたよ
反対意見が十分に議論されなくなったり
影響を受ける人の声が反映されなかったり
法案の問題点が見落とされてしまったり
これを政治学では「熟議の欠如」って呼ぶんだって
こうなってくると社会の分断が進む可能性があって
「賛成か反対か」という二極化が進みやすいんだ。
政権支持者vs批判者、富裕層vs生活困窮者
分断が深まると、弱い立場の人がさらに孤立
しやすくなっちゃう、何処かの国みたいに…。
📺強い政権が続くと、こんなことが起こるよ
〇メディアへの圧力が強まる
〇批判報道が減る
〇自主規制が増える
これらの現象は、世界中で観察されている現象で
こうなってくると益々ボクたちは、正確な情報を
得ることが難しくなっちゃうってこと。
🏛️さて、ここからは本日の特別ゲストつくし君に
登場してもらって、1970年代英国病と呼ばれる
深刻な経済停滞を克服し”鉄の女”と呼ばれた
イギリス元首相マーガレット・ヒルダ・サッチャー
さんの話を伺ってみようと思います。どうぞ~(笑)
🐈はい、皆さんこんにちは、ここからは今回の
衆議院総選挙を元イギリス首相サッチャーさんを
通して考察していこうと思います。
1979~1990年サッチャー政権は、イギリスの
「英国病」といわれた経済停滞に苦しんでいたのを
☑ 高い支持率の内に解散
☑ 選挙で連勝
☑ 党内の反対派を弱体化
☑ 大規模な政策を一気に進める
サッチャーさんは、この流れで市場重視の政策を断行
インフレを抑え、経済を安定させたんだね。
労働組合によるストライキが頻発し、経済が麻痺
状態に陥っていた市場を組合の権限を制限して
企業の安定化を図ったよ。
1982年にはフォークランド紛争を強硬姿勢で勝利
国内支持を一気に高めたんだ。
これだけの実績には、やはり歪も出てくるよね。
市場原理を強く押し出したことにより、富裕層は
より豊かになったけど、労働者階級や地方は
衰退していったんだ、それも急速に…
強いリーダーって「対立」を生んでしまうんだね
労働者vs経営者、都市vs地方、富裕層vs貧困層
という分断が深まっていくんだ…
オニギリ博士がしっぽを伏せて考えこんじゃった
💪サッチャーさんは「社会というものは存在しない
あるのは個人と家族だけ」という趣旨の発言をした
ことで”弱者切り捨て”の象徴として批判されたんだ
サッチャー政権は「強いリーダーが選挙で連勝→
権力集中→社会が揺れる」という典型例なんだね。
つくしも目がまん丸になっちゃったよ…
🐈民主主義って「権力を持つ側が何をしてもいい」
という仕組みじゃなくって
「市民が疑問を持ち、問い続けることで健全さを
保つ仕組み」のはずじゃなかったっけ?
今回700億円の税金がこの選挙で使われるんだね
この時期、このタイミングで選挙をする意味は?
この選挙は、市井の人々の日常をみているのかな?
政治の話は難しいけど、ボクたちの日常と
繋がっているんだよね。
オニギリ博士とつくしは、町内会長さんの屋敷の
ブロック塀の上で箱座りをしながら
ビール片手に語り合ってる町内会の方たちに
答えて欲しいなって思っているんだよ…。
では、ここでオニギリ博士と交代~。
最後の締めをどうぞよろしくです(笑)
🐾 つくし君、お疲れ様です~。
さて、今回の「選挙があるって聞いたけど」は
これでお仕舞、次回は「マイクロプラスティック」
についてお話しするよ、遠く離れた太平洋や北極圏
そして、ボクたちも知らず知らずのうちに
食べっちゃっているかも…。
目にも見えないほどちっちゃなものだけど
世界各国の人たちが、真剣に取り組んでいる
大きな問題なんだって、ブロック塀の上で
得意の箱座りでお話しするから、温かい飲み物でも
用意して、また遊びに来てね(笑)
もしこの記事が心に触れたら
コーヒー一杯の応援を頂けたら嬉しいニャ(笑)
