🐾 箱座りをしていて小耳に挟んだ「添加物」の続き
今回は、欧州とアメリカ・日本の添加物に対する
取り組みの違いを中心に話を進めるよ。
そもそも食品添加物の定義が違うんだ。
日本→用途ごとに細かく分類していて同じ物質も
複数の名称でカウントする事があるよ。
だから日本では添加物が多い国という印象。
欧州→Eナンバーで包括的に管理しているから
分類がシンプルになり、全体的に数が少ない印象
アメリカ→GRAS制度があって、企業側の
自己申告ベースの部分がある。
ここでEナンバーというのは、欧州連合(EU)で
食品添加物に付与される共通の分類番号で
消費者は、ひと目で解る仕組みの事だよ。
GRAS制度というのは、アメリカで食品添加物として
販売される物質が米国食品医薬品局の市販前承認
無しで市場に出るための重要な安全性の認証制度の事
🪴そしてここが大切な「安全性評価の思想の違い」
欧州もアメリカも日本もここが違う。
欧州(EU)は「予防原則」が強いから
疑わしきは使っちゃダメという姿勢なんだ。
発がん性やアレルギーの可能性がちょっとでも
指摘されると禁止や制限されやすいよ。
アメリカは「リスク評価・企業の自主性」が強く
米国食品医薬品局が管理するんだけど
先のGRAS制度により企業の判断で使用できる
物質も多いんだ。
日本は「科学的に安全性が確認されれば使用可能」
保存・味・製造効率等の有用性と安全性が
確認されると認可され、長年使われてきた天然物は
「既存添加物」として認められるよ。
🍭こういう違いからEUや米国で禁止されているのに
日本では許可されている添加物が結構あるんだ。
例えば、一部の着色料(クチナシ赤色)やトランス
脂肪酸(EUは厳しく規制、日本は自主的削減)
この違いは、各国の食文化の違いも背景にあって
欧州は伝統的にチーズやハムなど発酵・熟成文化が
強く、加工食品の歴史が長いので、添加物よりも
伝統製法を重視する傾向があるんだ。
アメリカは、大量生産・長距離輸送が前提となり
保存性と安定性を重視する傾向があるよ。
日本は、高温多湿で腐敗しやすいので保存料の
需要が高いんだ、また見た目の美しさや均一性を
重視する文化があるので着色料や増粘剤の
使用が多い傾向があるんだ。
まぁざっくり言うとこういう事になるのかなぁ
EUは「不安を先に潰しちゃう文化」
アメリカは「自己責任と合理性」
日本は「効率と安全のバランス」
といった価値観の違いが透けて見えてくるよね。
ここで子供の安全性という観点で、どの国が
より厳しく見えるかという視点で整理すると
EUが最も慎重で、予防原則を重視し疑わしい物質は
積極的に禁止・規制するから合成着色料の一部は
子供の多動症との関連が指摘されると即規制。
酸化チタン(E171)等もリスクが完全に証明される
以前に禁止「子供に悪影響の可能性があるなら
使わない」という姿勢が強いんだ。
アメリカは再評価と規制が早いのが特徴で
米国食品医薬品局が再評価して、疑いがあれば
規制を強化しちゃう、臭素化植物油など健康リスクが
指摘されると禁止に動くんだ。
ただねGRAS制度により企業自主判断の部分もあり
EUほど一律という訳ではないんだ。
そして日本は、この中では最も慎重度が低いんだ。
「科学的に危険と証明されるまでは使用を認める」
なんて姿勢が強い、EUや米国で禁止されても
日本では使用可能な添加物が結構あるんだ。
🐾 ぶっちゃけ日本は「証拠が揃うまではOK」
という立場なんだな~これが…。
今の日本で子供が特に避けた方が良いと専門家が
繰り返し指摘している添加物を挙げると
1:合成着色料(赤色〇号、青色〇号、黄色〇号)
お菓子・ジュース・アイスクリームに多いよね
発がん性やアレルギー、多動症との関係を指摘
EUでは一部規制されているよ。
2:人工甘味料アスパルテーム・スクラロース等
カロリーゼロ飲料・ガム・ゼリーに多いよ
甘味が強すぎて味覚形成に影響する可能性
過剰摂取は腸内環境への影響も懸念されているよ
3:保存料(ソルビン酸K・安息香酸Na等)
お弁当・惣菜・漬物・清涼飲料等に使用
腸内環境への影響やアレルギーの懸念
4:亜硝酸ナトリウム(発色剤)
ハム・ベーコン・ウインナーのピンク色を保つため
過剰摂取で発がん性物質に変化する可能性がある
5:カラメル色素(特にⅢ・Ⅳ)
黒い飲料・タレ・お菓子に多く含まれるよ
製造過程で発がん性物質が生成される可能性を指摘
6:果糖ぶどう糖液糖(甘味料・番外扱い)
清涼飲料・菓子パン・ドレッシングに多いよ
添加物じゃないから番外扱いだけど、血糖値急上昇
肥満リスクが指摘されているよ。
これらの添加物は「一度でも口にしたらダメ」とか
ではなくって「子供には特に避けるべき優先順位」で
常に紹介されているものなんだ。
美味しさや美しさ便利さの裏に潜む闇と言えるかも…
これからは、値段チェックの後でもいいから
クルっと裏返して食品表示をチェックしよう
ほんの少しの時間が、遠い将来の大事な時間を
守ることになるかもしれないね(笑)
さて、次回は今もちょっと触れた「甘味」に関して
その実態と闇に包まれた歴史をお話しするよ。
甘~い世界に潜むダークな出来事にドキドキしながら
待っててね(笑)
